Frescobaldi, Toccata X (1615)
G.フレスコバルディ : トッカータ 第10番
Girolamo Frescobaldi (1583 Ferrara-1643 Roma) : Toccata Decima (1615)
(Toccata e partite d'intavolatura di cimbalo... libro primo)
・Rec. 2007 Spring
・使用楽器 : A.Momose,Tokyo 2002, After P.Taskin 1769
「フレスコバルディのトッカータ」をダウンロード
(☆雑音等が多数混じってしますが御了承ください)
バロック最初期の鍵盤音楽作曲家と位置づけられるイタリアのフレスコバルディ。
彼は、音楽史の上でも弟子のM.ロッシ、ルイ・クープランら、そしてJ.J.フレスコバルディに多大なる影響を与え、
彼らを経て、そのトッカータ様式はJ.S.バッハにまで受け継がれて行ったようですが、
そのスタイルはそこで止まってはいないかもしれません...
「トッカータ」という枠を越え、19世紀 (以前、私は、こんな考察をしてみました)、そして、もしかしたら現代にも彼の音楽血筋は生き続けているかもしれません...演奏会プログラムノートには書けない曲目ノートですが(!?)、バロック初期? 古典初期? という言葉の語弊か、その言葉だけを耳にすると、随分原始的なものと誤解されがちですが、彼の作品は大変美しいものばかりで、中には地中海の空を想像させるものさえもあるように思います。
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すてきなものをきかせていただきました。4つともきいてみましたが、パソコンできいても楽器によるちがいもわかるものですね。
おなじココログで、こちらもブログをかいていまして、古楽のことにも多少ふれています。といっても、写真も音もない、つまらないものですが。
以前からチェンバロがほしくて、国内の製作者のところにあちこちいってみたり、輸入販売のほうもみたりしていますが、スピネットではなくて、あくまでチェンバロがいいにしても、ドしろうとには2段鍵盤はちょっとおおげさかな、などとおもったりもして、まだどれにしようかきめかねています。モモセさんの楽器はちょっとたかめだったりしますし。
それはともかく、古楽のなかでもとくにチェンバロ曲がすきで、そのなかでも、バージナリストやカベソンとかのルネッサンス後期からバロック初期あたりと、ヘンデルとラモーのチェンバロ曲が気にいっています。
ヘンデルというと、あまりチェンバロ曲というイメージはないようですが、中野振一郎さんがテレマン協会の雑誌で、ヘンデルのチェンバロ曲はチェンバリストのあいだでは評判がいいというようなことをかいていたとおもいます。そういうものなのでしょうか。
テレマン協会がけっこうヘンデルの曲をとりあげていたり、中田さんもヘンデルの曲を演奏されているようですが、関西にすんでいるわけではないので、そちらのコンサートにはいけず、残念です。
Geplaatst door: yumiya | zondag 3 juni 2007 17:06:05 uur Asia/Tokyo